sosu’s diary

地方国立大学。アメリカ文学。サリンジャー。森見登美彦。

Rest in Peace

どうも、素数です。

 

Rest in Peaceっていうのは訳してみると安らかに眠れ的な感じなんですけど

 

なぜこんなタイトルにしたかというと僕の敬愛するKobe Bryantというアメリカのバスケットボールプロリーグ、NBAのレジェンドがヘリコプターの事故で去年の1月26日に亡くなったから。

 

すげぇ、きつかったのを鮮明に覚えている。

 

確か引退した翌年とか翌々年とかだった気がする。

 

Kobeってのはmambamentalityって言葉ができるくらいにすごいメンタルを持った選手だったんだよね。black mambaってのが彼の愛称。

 

まぁ、彼の全盛期については僕もよく知らない。なぜなら、アリンコくらいに小さなガキだったから。俺がよく知っているKobeは苦悩のKobe。

 

2010年彼は膝の軟骨の手術をしたんだ。体の酷使から軟骨がほぼなかったらしい。というかずっとKobeは長い出場時間による酷使で満身創痍だった。そんなKobeが2011年には出場時間をセーブしたおかげか最高のコンディションだった。でも、そこで彼は開幕直前に右手首の靱帯を断裂。だけどもだけど、そんな怪我も物ともせずに彼は大活躍をする。

 

2012年には大型補強をしたんだけれど、噛み合わず迷走、Kobeの役割、出場時間が増える。そんな中、Kobeはとある試合で左足アキレス腱を断裂する。

 

そん時が本当にすごくて、倒れ込んだKobeを見て誰もがこれはやばい怪我だなって思ったんだ。でも彼は立ち上がってフリースロー二本とも決める。アキレス腱が切れているのにもかかわらず。これがmambamentalityなんだよ、絶対に折れない不屈の闘志

 

次のシーズン、彼は八ヶ月ぶりの復帰戦で右膝を骨折し、またシーズンをほとんど棒に振った。こんなことってありかよ。ってマジで思った。でもKobeは選手生命が終わるような怪我を乗り越えて次のシーズンまた帰ってきたんだ。

 

一年ぶりに復帰し、シーズンが始まって二ヶ月くらいかな、Kobeは右肩の腱かなんかを断裂して、九ヶ月の治療。

 

二つの大けがを乗り越えた人に課す試練じゃないだろうに。三通目の赤紙

 

僕はその時、もう二度とKobeのプレイは見れないだろうと思った。めちゃめちゃ悔しかった。僕は彼のプレイに勇気をもらった。折れそうになってもバスケを続けられた。

 

だけど、Kobeはまた帰ってきたんだ。すげーよほんと。

 

そしてその年に彼は引退する。でもただで引退するなんて彼らしくない。彼は最終戦で60得点という驚異的なスタッツを残して、black mambaを演じ続けたんだ。

 

そんなKobeは引退の4年後(調べたらそんな後だった)ヘリの事故で亡くなる。神様っているのかなって本気で思ったね。いくら試練を乗り越えても彼には終わらない試練があった。一生挑戦し続けたKobeは今天上でもワークアウトしてる、きっと。

 

だから、俺は絶対に物事諦めちゃいけないし、どっかでKobeは見てるんじゃないかって思ってしまう。「お前の限界はその程度か。」って。だから負けたくないんだよね。mambamentalityはこの世界のKobeファン全員が継承してるんだから。

 

そんな風に再び気合が入った一週間だったような気がする。

 

It's time to say good bye. By Kobe Bryant

 

RIP.